Happy Winning Day 「掌の厨子」県知事賞に!!

家具メッセ二日目。

期間中の家具の出荷のため、遅れてツインメッセへ。

会場へ入ったとたん、「おめでとうございます。」

同業の仲間から、声がかかった。

・・・ということは、ひょっとして・・・。

ジャ〜〜ン!

「吉蔵」のブースの一角に、「県知事賞」のゴールドパネルが!!

「エッ。マジに?」



「KAGUメッセ・SGFコンテスト」にノミネートしたものの、

厨子」というアイテムは「家具」という範疇に入るだろうか?

微妙に思えたので、正直頂けても「審査員特別賞」あたりかな、と思っていた、

それが思いがけずグランプリの「県知事賞」を受賞。

言うのもおこがましいけれど、昨年のシルバー賞に続いて連続受賞。

昨年対象の「鉄刀木サイドボード」は内心自信があったけれど、今年はとてもとても。

でも、後から審査状況を聞いたら、「後世にに残したい静岡らしいモノ」が

審査基準として評価されたそうだ。

そういえば2位以下も、静岡の伝統技術を大切にしたメーカーが受賞していた。

 

 シルバー賞  「ini シリーズ」 有限会社 インテルナ南條 

 ブロンズ賞  「新あぜくら シリーズ」 有限会社 森下木工所

 審査員特別賞 「elegante シリーズ」 有限会社 藤原木工 

 審査員特別賞 「黄肌家具 シリーズ」 福井木工所 

メッセ初日の夜、デザイナーの招待で、審査員のひとりの先生と歓談した。

もう審査結果は決まっていただろうけれど、その話はひと事も聞かなかった。

ただ、工芸家でもある氏は「静岡の特徴を生かし研究する、家具ネットワーク」

を非常に期待しているようだった。

その時の懇親会に参加したメンバーの思いは一つ。

静岡が培ってきた家具文化を世界に!

多いに盛り上がった、「Happy Winning Day」 でした。