シズオカKAGUメッセ2011・始まりました。

今年のKAGUメッセが始まりました。 オープニングセレモニーには、川勝県知事と今年市長になった田辺新市長が列席。 静岡家具の良さと、将来の展望を話されました。


さて、昨日の搬入が終えてスタンバイ出来た各メーカーのブース。 「吉蔵」ブースはコンパクトですが、よりアイテムを絞った陳列展示。 「これからの祈りの家具の提案」をテーマに、色とりどりの厨子が並びます。


昨年、葵プレミアムに認証された「掌(たなごころ)の厨子」の三種。 合掌のカタチを象った<かしこ> 心を寄せるステージ型<ありか> 思いを収める筺型<みくら>


そして、今年の新作が二種あります。 その一つは、仏像の台座を意味する「うてな」。 位牌部分を組み込み、文字書きも可能なオープンタイプです。 奥行の少ない台座ですが、ポケットから膳引きを出して使用出来ます。


もう一つは、小さなコアボトルをそのまま納めることが出来る「八角みくら」。 八面体の側面と天板のやわらかな丸みが、上品な工芸品の雰囲気を醸し出しています。 島桑・黒檀・栃・レースオークの素材が生きた、銘木の希にみる木目が貴重な逸品です。


それらの厨子をコンソールやキャビネットにしつらえて、 祈りの空間のヒントとして提案させていただいています。 北館一館にまとまって展示されている静岡家具の数々。 比較的規模の大きいメーカーの、ルームイメージを生かした空間展開。 弊社のような小規模メーカーの、アイテム中心のブース作り。 それぞれのメーカーの特色が楽しめます。 7日(火)から11日(土)までの5日間。 どうぞ、じっくり静岡の家具を味わっていって下さい。 御来場お待ちしております。