注目のホットスポット【2k540】に出展依頼。

12月の初め、東京に出張の折、取引先の家具屋さんから、 「2k540に出展しませんか?」とのお話しを頂いた。


JR山手線の『御徒町』駅と『秋葉原』駅のほぼ中間。上をJRの列車が走る高架下に、 真っ白な壁と円柱がスタイリッシュな光景を作り出しているスポットが突如出現します。 ここが『2k540 AKI-OKA ARTISAN』。 モノづくりに情熱をそそぐクリエイターのショップ、工房、カフェが32店舗 (2011年9月29日より49店舗に拡大)集まった、「モノづくりをテーマにした街」です。


さっそく、その場所へ出掛けてみました。 JRの高架下なのに、とても清潔でオシャレな雰囲気。 両側にバラエティに富んだユニークなショップが並びんでいます。 木製品、革、布、ジュエリー、化粧品、などなど。


私の知り合いの木製品主体のショップも2店ありました。 その内の、桐製品を扱っている「桐屋タナカ」さん。 その一角を「掌(たなごころ)の厨子」などを、展示してみないかという依頼です。 店の中はまだまだ商品が少なく、もう少しアイテムを増やし充実して行きたいとのこと。 お向かえのイベントルームでも、期間限定で桐箪笥の展示会を開催していました。 「こちらのスーペースもいずれ、使用してみてはどうか?」とも言われました。


デパートでの家具展示会が行われなくなり、家具の専門店も減少の一途です。 個性的で高付加価値のもの作りを継承している、 職人さんたちの発表の場が変わってきました。 「2k540」のようなスーペースが、各地に生まれつつあります。 「吉蔵」の商品を紹介している、静岡伊勢丹前「ミライエ」もそう言う方向でしょう。 制作者自らが、直接ユーザーとの対話により、より魅力的な製品を開発していく。 ソーシャルメディアが発達し、 ますますそのチャンスと必要性が増していくのではないでしょうか。