そうだよなvsほんまかいな/近藤誠氏・医療の本
近藤誠氏の本「医者に殺されない47の心得」がベストセラーになっている。
慶應義塾大学医学部放射線科講師、現代の医学に対して様々な本を書いている。
氏が最初に有名になった本「患者よ、がんと闘うな」を、ずいぶん昔読んだ。
抗がん剤は90%のがんに無効で命を縮める元凶だ。
手術偏重もがん検診も同様。ではどうすべきか?
従来の“がん常識”を破った革命書
だそうで、その後、
「ぼくがすすめるガン治療」「成人病の真実」などを読んだ。
また、清水で行われた近藤誠氏の乳ガンの講演会を聞きに出掛けたこともある。
その時、「インフォームドコンセプト」という言葉が話題になった。
昨今の癌の治療の過ちや、高血圧やコレステロール基準の曖昧さ、
さらに、健康診断の信頼性の無さなど、現代の医療の盲点をついた発言。
「そうかもしれない。」と「ほんまかいな。」
の間を行きつ戻りつしながら、またまた新しい本を読み始めてしまった。
近藤誠氏の発言は一貫している。
癌も血管系の病気も、人間の身体が衰えていく「成人病」であること。
高齢化した社会では、こういう病気は誰でも抱える必然性がある。
だから、治療は一時押さえであって、基本的には元には戻らないものだ。
残り少ない人生、病気と闘うより、病気と仲よくしていく方が賢い生き方ではないか。
・・・確かに理にかなっている・・・と理性としては解っているのだけれど・・・。
最近、急に腰痛がひどくなった。
整形外科の病院に行って、痛み止めやビタミンの薬を飲んでいる。
レントゲンとMRIを撮って、病名も診断された。
痛みがずっと取れなければ、最終的に手術となることも言われた。
知人は評判の良い病院を紹介してくれ、整体で直ったとも教えてくれた。
ただ、いましばらく自分でストレッチやマッサージでリハビリしたい。
痛みになれ、少しづつ良くなっていけば、それに越したことはない。
どこまで頑張れるか、もう3週間も過ぎている。