話題の発言に被るメンズセクシャリティの本/森岡正博「感じない男」

某氏の慰安婦問題発言を新聞で読んでいるとき、 はっと思い出した本があります。 氏と対極的な草食系男性を自認する人が書いた本です。 以前ちくま新書から出ていましたが品切れとなり、 最近、ちくま文庫から再刊されました。 実にタイムリーです。 力で押してくる男性（性）に気付かない人、 持て余している人に読んでもらいたい、 男性学（とくに性）に関する画期的な内容です。

森岡正博著「感じない男」（ちくま文庫）

私も大分前に読んで、ショックを受けました。 いかに男性が性に関して無自覚かと思いました。 この本の内容に関しては、 同性の私には恥ずかしくて述べることが憚られます。 むしろ女性の書評でとてもオモシロイ物がありましたので、 リンクさせていただきました。 http://hananeko.hanamizake.com/books/books034.html 書評を読んだら、ゼッタイ読んでみたくなります。 いや、改めて、全世代の男性には読んでほしいです。