驚きの映画。今年のベスト3

映画好きの私が今年見た映画は21本。 目標の20本を越えてまずは満足。 「ゼログラビティ」 「もうひとりの息子」 「ハンナ・アーレント」 「白雪姫殺人事件」 「そこのみにて光輝く」 「エレニの帰郷」 「ブルージャスミン」 「グランド・ブダペスト・ホテル」 「チョコレート・ドーナッツ」 「罪の手ざわり」 「アデル・ブルーは熱い色」 「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」 「プレイタイム」 「her/世界でひとつの彼女」 「グレート・ビューティー/追憶のローマ」 「GF*BF」 「ジャージー・ボーイズ」 「大いなる沈黙へ」 「悪童日記」 「恋恋風塵」 「6才のボクが大人になるまで」 もちろん私も映画を観て喜怒哀楽するけれど、 それよりも「凄い!」としか言葉のない作品。 今年見た21本の映画の中でそんな映画を3本ピックアップ(公開順)
アメリカ映画「ゼログラビティ」 空の彼方はheavenではなく、何もないhellであることを納得。 でも、ここには地球へもどる蜘蛛の糸を操れる人間がいた。

中国映画「罪の手ざわり」 現代中国の陰惨な事件を武侠的な歴史物語に絡ませて描いた手法が秀逸。 色彩表現、風俗描写、動物比喩など、張り巡らされた物語の面白さが満載。

アメリカ映画「6才のボクが大人になるまで」 人間が成長していく過程を実に自然に素直に描けたのは真の12年の歳月のためか。 年の終わりにこんなにもハッピーにさせてくれる映画に出会えて嬉しかった。

昨年と打って変わって、観た日本映画はわずか2本。 内向的なこだわりが多く、大きな世界観が感じられず、食指がわかなかった。 来年は「インターステラー」「TATUMI」などが楽しみ。