ショパンのマズルカが聴きたい!
「ああ、ショパンの演奏をなまで聴きたい!」と思いつつ、お金も時間もないので、CDで我慢する。
ショパンのマズルカ集を買いたいので、まず、聞き比べのため図書館でCDを借りてきた。
演奏家はともにショパンの名手、ルービンシュタインとアシュケナージ。
ピアノの演奏会、中でもショパンのプログラムがあると結構聞きに行った。
自分の事しかなかった若い頃は、アルゲリッチ、ポリーニを聴きに、東京や名古屋へ行った。(凄いでしょ!)
最近はしょぼくなって、イケメン若手演奏家外山啓介のショパンを静岡に来た時聴いたのみ。
他のカテゴリーと違って、大層な感じがなく、バックグラウンド音楽に最適。
どこか、唱歌や映画音楽みたいな通俗的な曲もあって、親しみやすい。
ルービンシュタインの方は、年齢のせいか淡々として、過剰な装飾やルバートを排したストイックな演奏。
一方、アシュケナージの方は強弱緩急の変化があって面白いが、少々神経質過ぎないか。
車の中で聴くなら模範的な演奏のルービンシュタインの方がいいなぁと思いつつ、
ネットでいろいろ調べたら、最近ではルイサダの演奏の評判がいい。
それではレコード店で試聴してから決めよう、と思いながら、さらにネットで検索していくと、
なんと、今年の秋、東京で、ルイサダのマズルカ全曲の演奏会があるんだって!!
チケットを買おうか、CDで我慢するか、むくむく沸いてきた贅沢のこころ。
う〜む、12,000円+交通費はとても出せないようなぁ。