優等生コンソール/pick up our works

米子高島屋で、「創作家具工房展」がはじまりました。 我が工房「吉蔵」は今回が初参加。 搬入とディスプレーを兼ねて前半が妻のアテンドで、後半が私。 まず、初日にどんな反響があるか、私は静岡で緊張しながら待機していました。


昼過ぎに、まず最初のお買上げがあったようです。 デパートのオーナーが第一に展示を勧めて下さった、 李朝風雅シリーズ「コンソール」。 やっぱり、予想していたとおりです。 そのコンソールは我が社の優等生。 どんな展示会でも活躍して、お客様に気に入られ、お嫁に行ってくれます。


「香炉台」という座のシーンで使用する飾り台があって、 その背を高くしたタイプがコンソールです。 元々は李朝家具の蔵(ジャン)の種類で、日本でいう小箪笥に当たります。 コンパクトで、奥行きが浅く、 玄関や廊下の突き当たりなどに置かれると、その場を引き立てます。 金具の位置もバランスのとれた逆三角形になるよう、抽斗の配置を考えました。 落ち着いた木地色と,部屋のポイントになる朱目はじき色のツータイプ。


和室、洋間どちらにもマッチする、李朝家具の良さがいきたデザインです。 李朝風雅 コンソール  サイズ  間口70cm・奥行き28cm・高さ75cm  材質 欅材・キハダ材・桐材(抽斗内部)  参考価格  ¥230,000(税別)