掌(たなごころ)の厨子/しずおか葵プレミアム選定品

静岡市自慢の逸品を発掘し、全国、全世界にPRしていくプロモーション企画。 「しずおか葵プレミアム」に、吉蔵の「掌(たなごころ)の厨子」が認証されました。 この企画、昨年から始まり、地場産業の家具部門では、 「クラフト家具と暮らそう」の市川木工さんの「小さいつづら」や、 杉本家具さんの「washbowl」が認証されています。 吉蔵も1回目の経過を参考に準備を進め、今回挑戦しました。 応募要項をまとめ、審査員を前にプレゼンテーションを展開。 応募商品を拡げて、各社50分の説明と商品アピール。 50分も時間が持つだろうか、と思ったけれど、 説明することはいくらでもあるんですね。 まだまだ言い足りないままに、時間切れのチャイムがチ〜ン。 知り合いの審査員の方もいて、和やかな内に終了しました。 こうして、年明け早々に認証通知書が送られてきて、めでたく合格。 3月の正式発表、その時のPR冊子用の資料をまとめる作業を、今進めています。
掌(たなごころ)の厨子 【 かしこありかみくら 】
静岡の指物工房吉蔵が、これからの暮らしや生き方に添う小さな御厨子を創作しました。
合掌のカタチを象った<かしこ>


心を寄せるステージ型<ありか>


思いを収める筺型<みくら>


それぞれが祈りのこころをカタチにした、掌(たなごころ)に収まるかわいいお厨子です。 日本の銘木・伊豆諸島の島桑や栃・楓、また、唐木の紫檀や花梨など木目の美しい稀少な広葉樹を大事に用い、 指物職人が伝統工法の「留め接ぎ」「隠し枘」を施し、一つひとつ丹念に製作いたしました。 祈りを手向け、思いを納め、大切な人を偲ぶ<掌の厨子>。 宗教や宗派、民族を超えて「祈りのかたち・こころのありか」を示す、指物吉蔵の逸品です。