ビルマ・アジア・ニッポン・シズオカ
仕事が詰まっているので、土日も休めないこのごろ。
でも今日(7日)は、NPOアムネスティ静岡グループのイベント手伝いに行かねば・・・。
ビルマの現状を伝えるセミナーと「ピュア」の映画上映会。
無邪気な、しかし未来のない難民キャンプの子供たちを取材した
ドキュメンタリーで、ビルマの現状を知る。
時まさに今日、ビルマでは20年振りの総選挙。
自由のない国の、自由を装った民主的もどきの選挙。
夕方、ビルマ取材に行った日本人ジャーナリストが拘束される一報をtwitterで知る。
セミナー終了後、CCC(クリエーター支援センター)に向かう。
会場では「アジアデザイン会議」という企画が催され、
シンガポール、上海、韓国、台湾、マレーシア、日本のデザイナーの仕事の紹介があった。
内向きで沈滞気味の、シズオカデザインに活!を入れるべく、開催された意図はわかる。
しかし、予算不足丸見えの数少ない展示品では、彼らの活動はわからない。
シンポジウムに参加すれば、違っていたかも知れないけれど。
アイセル21からCCCに向かう途中通った、駿府公園。
大道芸を楽しむ市民の数たるや、半端でない。
私はこういうイベントにまったく興味がないため、関心は少ないが、
莫大な市の予算を計上し、全国から人が集まり、静岡に収入をもたらすのでしょう。
これぞビジネスであり、まさにシズオカデザインの姿ではないだろうか?
武器で統制された国を思う、誠実なビルマ人講師の話を聞いて。
アジアと言っても、グローバル化した今日のデザインの一端を見て。
何でこんなに人気があるのか不思議でしかたがない、大道芸の人ゴミの中を通って・・・。
自分が参加する世界の窓は、どんなところにあるのか。
3つのシーンをハシゴして、久しぶりに仕事を離れて。
グローバルな目の開いた一日になりました。