「もてなしの、デザイン展。」行ってきました。

静岡駅前、葵タワーにある新しい静岡市美術館。 その、エントランスホールで開催されている「もてなしの、デザイン展。」へ行ってきました。


「デザイン静岡」のメンバーを中心とした静岡で活躍のデザイナー14人。 直径180cmのステージに繰り広げられる、「おもてなし」の作品展。 椅子、テーブル、うつわ、茶器、菓子、香りなど、色とりどりのアイテムで、お迎え下さいます。 ほとんどの方が知り合いのデザイナーで、作品もその人その人、個性に溢れています。 その中で、ちょっと気になったのが、竹を使い漆でしあげた茶器。 竹の造形をそのまま活かした、茶碗、茶入れ、建水。 「遊子連」の茶会で使用したらどんなに素適だろう、と思われるほど、魅力的でした。 Hデザイナーの知人、稲取在住の老家具作家が制作したそうです。


「吉蔵」の家具もお手伝いさせていただきました。 O氏によるデザインのメープル材チェスト。 昨年のKAGUメッセで紹介させていただきましたが、 今回は脚部をカリン材に変更。 カリンのつまみとのコンビネーションを考えたそうです。 O氏のステージのおもてなしは「香り」。 10cmキューブのセメントの小箱から、甘い香りが流れてきます。


会場に置いてある「もてなしの、デザイン展。」の小冊子もステキです。 若き注目の、マルチデザイナーhana氏の装丁。 「もてなしの、」の「、」、「デザイン展。」の「。」の意味は何なんだろう。 この展示会3月21日(月)までです。 皆さん、この機会にぜひ、それぞれのお持てなしをお楽しみ下さい。