Sophisticated Kyoto【お濃茶ラングドシャ・茶の菓】

1月から職人さんの所に来たTくんが、工芸を勉強したのは京都。 先週、同窓会のため京都に行ったそうで、その時のおみやげを頂きました。 それから2〜3日して、妻がみやげのハコを持ってきて、言いました。 「ラングドシャはよくあるお菓子だけれど、やっぱり京都はぜんぜん違う。」 「春の菓子」とピンク色した可愛らしい文字が並んだ包装紙をあけると、 白地の上に、鶴と雲が立体的な切り絵となっている格調高い菓子箱。


【お濃茶ラングドシャ・茶の菓】    洋菓子の本場・巴里のラングドシャにお濃茶を合わせ、  特製ホワイトチョコレートを包む。  ラングドシャの豊かな甘みとお濃茶のほろ苦い香り、   ホワイトチョコレートが口の中で溶けていく。  二つの古都、京都と巴里がお菓子で出会うおいしさのコラボレーション。  京都生まれの私たちがつくる新しい日本のスィーツ。
 


お茶の香りや味がするラングドシャは静岡にもあるけれど、 まさか、濃茶とホワイトチョコをブレンドさせるとは・・・。 茶会でも、最高級の抹茶を煉って立てた濃茶を頂くことは希なこと。 深緑色が舌や口の周りにべっとり付き、 重く胃に響く濃茶を楽しめるまでには少々時間が掛かりました。 しかし、そこは干菓子系のラングドシャ。 チョコの甘さの上に、濃茶特有の苦みが重なって、 濃密な仕上がりの、みごとな日本洋菓子をじっくりと味わいました。 この、お濃茶ラングドシャ「茶の菓」、京都限定だそうです。 3月の○○デーには最適のお菓子。 通信販売でのお取り寄せを思案中。