感情 模索
朝日新聞の正月からの連載コラム「感情 模索」が面白い。
大嫌いなはずなのに、つい惹かれてしまう。
不安だから、もっとつらい不安定を願う。
近頃、心の向かう方向が、ちょとおかしい。
そんな時代の我々がさまよう「感情」の「模索」を紹介しています。

1月1日 「ぼやき・毒舌 刹那の快楽」 -否定の言葉に浸りたい-
1月3日 「社会に絶望『リセットだ』」 -滅びた後の「平等化」期待-
1月4日 「共感したくて『きらきら』」 -生きづらさの中を生きる-
1月6日 「背伸びは嫌『草食系男子』 -現代に順応、文化生む?-
1月7日 「アラフォー世代飽くなき欲望」 -幸せ探し「きっと・もっと・ずっと」-
1月8日 「『ファミレス現象』に幻滅」 -東京の輝き消え、移る関心-
1月10日 「自虐という名の安全策」 -消化できれば生きる原動力に-
ぼやきで始まり、自虐で終わる、このマイナスサイクル。
自分磨きに明け暮れる、正真正銘の自己中アラフォー。
自虐、ぼやきというバリアで自分を守り、心を癒すアラシックス。
内なる方向に向かう事は、どちらも結局ナルシズム化した姿じゃないの?
男の子は争いをせず草を食べ、女の子は時代をクールに見つめる。
頼りないなんて思わずに、せめて、若い世代に未来を託しましょう。
こうした世代が交錯し、吹きだまりと化した、ブログというツール。
まさに時代が求めたメシア(救世主)なんでしょうか?