2つの講演会(山田静雄氏&上野千鶴子氏)をはしごしました。
週末土日はセミナーのはしごとなりました。
1/18「健康長寿と薬の新たな関係を考える」
(団塊創業塾主催 労政会館)
1/19 「手を取り合う女たち」
(企画運営しずおか女性の会 アイセル21)
薬の話 (山田静雄氏講演)
不必要な薬は止めるか減らしていきたいのは誰もが思うこと。
でも、医者に行って薬が出ないと文句を言う患者もいたり、
取り合えず薬は欠かさずたっぷり出す医者があったり、どちらもどちら。
減らすも増やすも医者はその薬の効果のエビデンスが必要だそうです。
私も4種類の薬を飲み続けていますが、具体的にそれら生活習慣病の
薬を減らしていいものかどうか、聞きたかったです。
薬を減らそうと鵜呑みにして何でもかんでもストップしてしまうのは
医者にとっても患者にとっても危険なんですよね。
女性学の50年の歴史の中で変わったものと変わらないもの。
いまさらフェミニズムでもと思ったのですが、
日本の女性の地位は世界から後れてしまっているとのこと。
男性(強者)のような女性になるのではなく、
ありのままで機会均等の社会にしていく。
誰もが高齢化し、心身が不自由になるとき、皆依存的存在になる。
安心して要介護、認知症になれる社会、障害者になっても殺されない社会を。
会場は女性が90%以上、シニアが80%以上。
男性に聞いて欲しいし、若い人に考えて欲しかったようです。
男性の私は上野さんからジェンダーの話、
高齢化社会の話をもっと聞きたかったのですが・・・。
でも、数人の女性からの質問は
皆、当事者としての現実味を帯びていて、
講師の返答を含めて大変参考になりました。
終わりに上野さんの名著「情報生産者になる」を購入し
ミーハーながらサインを頂きました。