「選挙に行こうぜ!キャンペーン」後日談
先日の、若者が主体となった好企画、「選挙に行こうぜ!キャンペーン」。
私もミーハー的関心がありましたが、今回は外から覗いただけで、参加は遠慮しました。
若者たちだけで行った方が、たとえ物足りなく思えても、率直な意見や感想が聞かれる。
立候補予定者も、特にこの会のため、若者に向けてのメッセージを用意しているはずだ。
しかし、関係者のブログなどから、参加者は予想以上に年配者が多かったようです。
そして、ちょっとした世代間のトラブルがあったことが、
静岡新聞8/13朝刊の、小さな記者コラム<清流>に載っていました。

若者の企画に水差す "抗議"
衆院選公示を前に、静岡市内の若者有志が静岡1区の立候補予定者の討論会を開いた。
人柄や政治姿勢を知ろうと、若者からは「好きな音楽は」「あなたにとって政治とは」
といった素朴な質問が飛び、会は和やかに進んだ。
ところが、主催者側が最後に4人の応援の意味で演奏を披露しようとした際、
熟年者から「音楽よりも質問を受け付けて」と抗議があり、
会場は一時騒然となった。
若者に少しでも政治に関心を持ってもらおうと、若者なりのスタイルで企画された会。
世代ギャップがおもわぬ形で露呈した感じがして残念だった。
(政治部・鈴木健二郎
)新聞記事そのままを、掲載させていただきました。
う〜ん。なんか、勇み足って感じですね。
問題意識が高く、誠実でまじめな、私たち世代にありがちなこと。
その場の空気を読めないと、せっかくの若者の会を台無しにしてしまう恐れがあります。
企画の意図はどこにあるのか、その時のムードがどうなのか。
想像し、配慮するセンスを持つことこそが、大人である証(あかし)なんだと思うのですけれど・・・。