「吉蔵・秋の室礼展」始まりました。

恒例の「吉蔵・秋の室礼展」が始まりました。 今回のテーマは 「祈りのかたち・こころの在りか」 仏壇に代わる、これからの手を合わせるシーンの提案です。


まずは、エントランスに設けた黒檀のコンソール。 その上に、黒柿の自然木とてのひらの厨子「カシコ」。 中にエンジェル像を納めて、小さな香立をその前に。 この場所で手を合わせて、 「行ってきま〜す。」 「今日もご無事で♪。」 こんな風景が浮かんできます。 各所に色々なスタイルの祈りの空間を設けて、 各人各様の偲ぶ形を提案しました。 オープンは10時。 まだ並び終えてない会場に、お客様がチラホラ。 スタッフはバタバタと受付の位置にスタンバイしました。


やがて、カメラを肩にかけた颯爽とした女性が来場。 SBSの記者さんが、取材に来てくれました。 今回のテーマについて、日本人の宗教観について、 また、厨子や龕室の歴史、静岡の指物技術のことなどいろいろお話しさせていただきました。 静岡新聞紙上に掲載されること、楽しみにしてます。


一日目。 途切れることなくお客様が来場下さりました。 十分な対応が出来たか自信はありませんが、 まずはゆっくり、しつらいを楽しんでいただけたでしょうか。 秋の3連休。 気持ちの良い晴天の日が続くようです。 ささやかですが、土日(18日・19日)はお茶を一服ご用意しております。 どうぞ、お買い物のついでに、「吉蔵・秋の室礼展」にお立ち寄り下さい。
指物吉蔵 秋の室礼展 <祈りのかたち・こころの在りか>   期日 9月17日(金)〜21日(水)      午前10:00〜午後5時   会場 しずぎんギャラリー 四季      (アゴラ静岡 7F)