KAGUメッセから新しい展望が開ける。

「シズオカKAGUメッセ2011」終了しました。

多くの皆さま、御来場ありがとうございました。

私たちも5日間を通して、楽しみながら学ばせて頂きました。



「吉蔵」は今回、主力の家具は後に控え脇役とし、

最近ご要望の多くなった「祈りの家具」を取り揃え、全面的にアピールしました。

その結果、「掌(たなごころ)の厨子」がSGFコンテスト県知事賞受賞。

同業の方々や、お客さまの皆さまから祝福のお言葉をいただきました。

評価を頂いたことに感謝し、御礼申し上げます。

故人を偲び、そこから癒やされ、生かされていく私たちの祈りの場。

それは、「仏壇」という旧来の形式的なものだけではないはず。

「吉蔵」は宗教や慣習に囚われない、自由で個性的なすがたを

ここ何年も模索して参りました。

「掌の厨子」はその成果を具体的に著し、発表したものです。

静岡ブランド「しずおか葵プレミアム」の認証に続いて、

家具メッセにおいて県知事賞を受賞したことで、

もうひとつ静岡の家具のイメージが広がったと考えています。

また、こうした新しいタイプの「祈りの家具」の提案に対して、

建築業界からの御依頼がありました。

私たちが抱いていたイメージ、「祈りの空間」の演出。

その具体的なお話しに、参加させていただく機会を得ました。

どういう提案が出来るかまだまだ未知数ですが、

素晴らしい日本文化の一端を世界に向けて発信出来るのではと、期待しています。

来年に向けてここが出発点。

今からドキドキ、ワクワクしています。