私の見た2012年の映画 ベスト3+ワースト1

2012年に私が劇場で見た映画は20本。 今年は何とか目標を達しました。 「エンディングノート」 「聯合艦隊司令長官 山本五十六」 「ドラゴンタトゥの女」 「アーティスト」 「ヒューゴの不思議な発明」 「灼熱の魂」 「無言歌」 「サウダージ」 「ルートアイリッシュ」 「ルアーブル靴みがき」 「私が生きる肌」 「おおかみこどもの雨と雪」 「ダークナイト ライジング」 「ライク サムワン イン ラブ」 「最強のふたり」 「終の信託」 「アルゴ」 「黄金を抱いて翔べ」 「最終目的地」 「レ ミゼラブル」 その中で、私のお気に入りの3本は・・・。 中国映画「無言歌」 風に舞う砂、光に浮かぶホコリ、そして朽ちていく男達の神々しさ。 五万とある似非(えせ)感動話を捨ててでも残したい一本。


日本映画「ライク サムワン イン ラブ」 ありふれた痴話を、研ぎ澄まされたナイフで調理したようなセンス溢れる逸品。 加齢臭漂う老人のこっけいな姿に共感と哀愁を感じた。


スペイン映画「私が生きる肌」 よくもこんなとんでもない話を映画にしたと唖然。 アルモドバル監督としてはB級でも、精力と好奇心の塊には人生の晩年はない。


今回はどうしてもワースト1(ガッカリ度№1)を選出したかった。 アメリカ映画「最終目的地」 美しく文芸色豊かに装っている分、登場人物の魅力の無さが浮きだって来る。 この程度の悩みなんて、優雅に暮らせれば取るに足らない事じゃないの。


来年も20本以上を目指し、映画探訪に明け暮れます。 見たい映画「フタバから遠くはなれて」「ニーチェの馬」「希望の国