観る権利を奪われた。
あいちトリエンナーレの「表現の不自由展 その後」中止
について色々な人の意見や感想を見てきたけれど、
自分側から見れば一番腹立たしいのは
この展示会を楽しみにしていたのにその機会を奪われた事。
オープンと同時に何とか市長から横やりが入り
マスコミが騒いだので、これは危ない、
雲行きが怪しくなったから早いうちに観ておかなければと
中止の前日、4日朝一番の名古屋行き東名バスを予約した。
そしてその夜、4日から中止のニュースが入った。
がっかり! やっぱり!
そのあとはマスメディアやSNSで分析型意見や
感情型発言が相次ぎ、私も仕事そっちのけで
そっちの話題に埋没してしまったけれど・・・。
それにしても主催者はとんでもないことをしてくれた。
前売りが前回の2倍も売れていたというし、
中止に至る経過が注目され最終日は長蛇の列で
入場制限したというではないか。
税金云々という愚かな大臣がいたけれど、
この展示会が超話題になって外国からの関心もあって、
爆発的にヒットしたら収入たるや莫大なものになるでしょうに。
「表現の不自由展」が中止になって前売り券は払い戻しになるの?
図録はその部分を消して今でも販売しているの?
私のバスの払い戻し手数料(900円)はどうしてくれるの?
などなど、要らぬ憶測をしてしまった。
まあ、私の感想はこんな程度の取るにも足らぬものだ。
しかし、「表現の不自由展」中止について
勝手な事を言っている人は多いけれど、
実際に観てきた上で意見を述べている人が何人いるんだろう。
いずれにしても一番の希望は
あいちトリエンナーレは10月まで続く予定だったから
早く元の状態に戻すよう計画を練り直して、
一日も早く私たちに観る機会を作ってほしい。