総括!今年観た映画
今年の暮れも映画の事。
今年観た映画は15本・・・例年より少ない。(20本以上が目標)
日本映画「愛と法」
アメリカ映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」
イギリス映画「女王陛下のお気に入り」
韓国映画「バーニング」
日本映画「岬の兄妹」
メキシコ映画「ROMA」
日本映画「新聞記者」
アメリカ映画「主戦場」
ポーランド映画「Cold War」
フランス映画「田園の守人たち」
日本映画「東京裁判」
日本映画「よこがお」
中国映画「帰れない二人」
中国映画「象は静かに座っている」
アメリカ映画「ジョーカー」
この中で特に印象に残っている3作品は・・・。
日本映画「岬の兄妹」
ポーランド映画「Cold War」
アメリカ映画「ジョーカー」
日本とアメリカの2作品は
ともに主人公たちに障害があるとされ、
それゆえ貧困に陥り、結果犯罪を犯す行動に出る。
「岬の兄妹」は
手を差し伸べられる事を拒否し(というか考えつかない)、
どんな手を使っても生きていく二人のサバイバルを描く。
映画は共感や同情を跳ね飛ばし、
何処までも日本の底の現実を切り刻んでいく。
余りの凄まじさに一時も目が離せなかったが、
パワフルな映画を観た後は鬱的気分がすっ飛んだ。
「ジョーカー」は
悪夢を語っているような、ファナティックなムード一杯の映画。
ホアキン・フェニックス演ずる男ジョーカーが
勝者のように立ち尽くす場面までが見どころ。
まわりに伝染し集団化していく狂気に満ちた危険なパワーに
魅了されるか、嫌悪するかで好みが分かれるでしょう。(私は前者)
「Cold War」は
1949年の二人の出会いから1962年の永遠の別れまでを
僅か86分で描き切った極上のラブストーリー。
モノクロの画面から2人の愛のため息が聞こえてくるよう。
Amazon Prime Videoで観た傑作アメリカ映画「キャロル」
と同様、求め合えば求め合うほど不幸を予感させる。
究極の愛とは成就されないものなのでしょうか。
さて、来年は期待の映画がたくさん静岡にやってきます。
「家族を想うとき」「パラサイト」「国家が破産する日」
「アイリッシュマン」「さよならテレビ」・・・
これらの映画がすべてシネギャラリーで上映されます。
久しぶりにシネギャラリーを見直しました。