飲食店検索も遊び心で

最近eしずおかブログでも、地元密着グルメ情報検索サイト「もしもしネットグルメ」がオープン。

これに関連した面白い記事が、日経新聞7月9日の夕刊に出ていました。



これまでの飲食店の検索は、和食・洋食といったジャンル別や、住所で検索したり、

あるいは、口コミを調べたりするのが一般的でした。

eしずおかブログの「もしもしネットグルメ」もその例と思われます。

ところが、最近になって、店長の個性、食の安全情報、あるいはサービス情報など、

従来と違った切り口で、飲食店を検索できるサイトが、相次いで登場しているそうです。

たとえば、ファンデリーが運営する「グル名刺」という飲食店検索サイトは、

オーナー、シェフの個性・属性から店を検索できるそうです。

「映画鑑賞」「スポーツ観戦」「ボランティア活動」などプライベートの範囲から。

「聞き上手」「おしゃべり好き」「ロマンチスト」などの特徴から。 

「血液型」「星座」「干支」などお遊び系から。

料理の好みや値段だけでは飽き足らなくなった、まさしく飽食の時代の産物。

遊び心で食を楽しむことが、ますます求められているんですね。

でも、見てみて少々違和感を感じましたね。

私なんか、我が妻の家庭料理のうまさを知っていますし、

それに、何よりも自分の舌を信じてますので、

こんな余分な情報は、ウザッたい!と思ってしまう。

ガイドブックに載らなくても、地元の人がお気に入りの店。

汚くても、無愛想でも、一口食べたら忘れられない絶妙の味を持った店。

情報を発信しないでも、確実にファンがいる店。

・・・が、ほんとうに少なくなりました。

旅の途中や、タウンウォッチングしている時、

そんなお店を偶然見つける、幸福なひとときが、以前はあったのですが。