我が家の先祖棚

静岡は、いま新暦の「盆」の季節。

仏壇のある我が家では、母がご先祖を迎える支度をせっせと行う。

まず、「盆棚」を作り、仏壇から位牌を持ち出し、

具足やお供え物と一緒に並べます。

 

以前は盆棚を仏壇の前に置いたのですが、

仏壇スペースの隣、神棚があった場所が空いていたので、

今年はこちらに設けることにしました。

(信じてもいない神仏が家にいるのが商売屋の特徴かな)

 


それがとてもいいんです。

仏壇のように狭いところにいろいろ押し込む事なく清々としている。

等身大の顔写真も位牌の後に配して。

まるで、祖父・祖母・父が私たちを見守ってくれているよう。

 

「あんたがここにいるのは、お父さんお母さん、お爺さんお婆さん。

ご先祖さんがいるからですよ。」

子や孫の教育にもいいらしい。

 

これ、4日間の盆棚だけにしておくのはもったいない。

仏壇から離れて、「先祖棚」として、使ったらどうだろう。

もちろん御簾を垂らせば、目隠しも出来る。

もし、仏教心があれば、それこそ小さな「厨子」を置き、

その中に本尊を納めればいい。

 

ということで、少しづつ棚スペースをカスタマイズして、

我が家オリジナルの先祖棚をデザインして行こうと思っています。

 

いずれまた、その成果をお見せしますね。