吉蔵・室礼展「厨子のある暮らし」好評開催中

3月20日(金)から始まった「吉蔵・室礼展ー厨子のある暮らし」、好評開催中です。


静岡新聞ウィークリーガイド欄に厨子の写真入りで展示会案内を載せていただきました。 また、初日に記者の取材を頂き、翌日の静岡新聞にその記事が載りました。 そういった静岡新聞のご厚意のおかげで、色々な方がご来場下さいました。




やはり、新しい祈りの形、「厨子」に興味を示される方が多いです。 よりコンパクトに、シンプルに、故人を偲ぶスタイルも変わりつつあるようです。 今回は、手を合わせる時の姿勢を意識しました。 視線の位置から考え、従来の仏壇は正坐して合掌する事が前提になっています。 また、最近の家具調仏壇の中には、腰掛けて合掌するためのイス付き製品も増えました。 ただ、実際に斎場やお寺さんでは、立って焼香するケースがほとんどです。 そこで、今回の展示会では、さらに立った姿勢で合掌するケースを考えました。 厨子や御位牌の位置を1メートル以上の高さに置き、立位での目線を意識しました。


忙しい現代、「行ってくるよ! チーン。」と短時間で合掌する場面が増えてくるかも。 仏壇や厨子を置く場所や高さは、これから次第に変わっていくと思われます。