脱力してはいけない・・・今日投票日。
妻に、思い出したように話しかけた。
「明日、投票日なんだよね。」
メディアの予想は全て、自民党圧勝。
凄まじい組織の力 対 個性という実態がない力
無力感に襲われて、最近は新聞すら読む気がしなかった。

facebookで、誰かがこの記事を取り上げた。
そう、こういう真っ当な意見が聞きたかった。
3.11.が再び来たとき、いったい誰が、何を出来るというのだろう。
現在の日本の危機は、ここが原点なんだから。
「三つの光景が安全を選ぶ原点」
三つの光景を思い出そう。
第一は昨年3月11日、東北地方を襲った大津波の
人間の想像力を遙かに超えた凄まじい破壊力。
第二は福島第一原発の原子炉建屋が爆発し、
屋根が吹っ飛び白煙が上がった瞬間の身も凍る恐怖。
第三はその原発を「安全」だと言い続けてきた専門家たちの、
現実の事故を前にしてなすすべもなく、ただ、茫然自失していた姿。
その後の言いわけや責任転換を消去すれば、
その三つの現実こそが私たちの安全を選ぶ原点である。
原発を再稼働させる可能性が高い。
必ず近い将来、日本は大地震を経験する。
信じる人はいないだろう。
再び原発が大事故を起こせば、どれだけの国土が汚染されるか。
再び原発が爆発したら、子や孫までも放射能の恐怖にさらされるのだ。
有力な政党のスローガンは「日本を、取り戻す」だそうだが、
ならば福島の人々に元通りの故郷を取り戻させるのが先決だろう。
(新聞の記事をそのまま借用させていただきました。)