団塊創業塾、これからやってみたいこと。

所属している団塊創業塾、新春サミット(1/12)に参加しました。

いつものとおりの3部構成。



第一部 基調講演 桧森隆一大学教授「よしやるぞ!わたしが創るシニアの未来」 

    

    団塊世代前後の現状の姿を紹介。

    趣味や学習で満たされるほど生活は豊かでなく、仕事が必要。

    ただ、内容は金儲けではなく、公共性にからめて働く事がシニアの課題。

    行政は余裕が無く、地域のことは地域の人間で解決しなければ。

    地場を元気にするビジネスを掘り起こしていく事も私たち世代に出来ること。

 

    さすが眼差しが個人から社会へ向いているのが教育者ならでは、ですよね。

    だから、タイトルをもっとリアルなものにすればよかったのかも。 

  

第二部「みんなで考えるグループワーク」

     社会の問題に気付いたあなたは、6ヶ月後までに何をするか?

    

   ー地域の住民の自立ということに、改めて気付かされた自分ー

    1.提起された自活の必要性を自分の言葉でまとめる。

    2.町内の回覧板などを通して改めて人任せの危険性を訴える。

    3.賛同者を募り、様々な意見の中から解決案を探る。

    4.まとめた草案を全体会議に掛ける

    6ヶ月までに出来ることはそんな所でしょう。

第三部 発表とディスカッション

    私の場合はそんなことを考えたが、地域の特性や専門分野で、

    皆さんそれぞれ独自のメニューを考案し、グループごとに発表する。

 

    さすが、スペシャリストも多く地域のためのいろいろな名案が提起される。

 



昼の部の学習会はそんな具合に無事終了。

夜は教授や初参加者の皆さんを交えてわいわいがやがやの懇親会。

・・・といつものパターンだったのですが。はっと気付いたのは、

「ではこの団体と自分のビジネスとの接点は何だろうか?」と言うこと。

我が社の家具を知って欲しい、買って欲しいのは経営者として当たり前の事なんだけれど、

講義にあった社会性あるビジネスとして捉えると、こういう案はどうだろうか?

静岡は木工製品の有力な産地で、その関係者を探すと5人に1人の割合でぶつかると言う。

全国的にも、技術の高さとセンスの良さで静岡の木工家具はレベルが高い。

ならば、そんな地域と密着している産業を、もっと住民の人に知ってもらうのが肝心。

具体的に言うと、

6月にある年一度の家具のお祭り「しずおかKAGUメッセ」にシニアをご招待。

団塊創業塾の面々とツアーを組んで、

静岡の家具メーカーのブースに案内していくという案。

地道に静岡の産業を紹介することが、巡りめぐって我が社にもメリットをもたらす。

な〜んて、そういう社会性もどきのスタイルをふっと思いつきました。