島桑

しあわせな家具

富士市に住む、素適なシニア女性、Yさんのこと。 数年前、吉蔵の松坂屋展示会にいらして、 「あら!この家具うちにあるわよ。」 ・・・ということで会話が弾み、 その折お買上いただいた家具を、Yさんのお宅にお届けに行きました。 「え〜?、この家具も、…

Wonderful Present from England

連休の後半がスタート。 初日は雨模様ですっきりしませんが、 鬱陶しさを吹き飛ばす素晴らしい本を頂きました。 タイトルは「THE MATERIAL CULTURE OF MULBERRY TREES」 この本がイギリスから届きました。 著者は、リバプール在住の教授B氏。 装丁のしっか…

facebookページはプラットフォームになりうるか?

最近、商用に利用されるfacebookページがタイムライン化された。 より、アピール度を高くする工夫がなされているそうだ。 また、管理者のサイトにはパネルが設置され、閲覧側の動向が分かる。 利用しやすいかどうかはともかく、益々進化するfacebookを見てい…

家具を大切に!修理して使おう

3月11日の東北太平洋沖大地震のあと、 東北や関東方面で、転倒した家具の事が気になっていました。 一週間ぐらいして、「吉蔵」製作の厨子が転倒して傷になった話が二件ありました。 一件は、傷はないのですが、灰が被って汚れてしまっている。 もう一件は、…

島桑の小振りな家具/松坂屋展示会に向けて(1)

Kittsan流ブログを御覧いただいている方々にとって、どんなことが関心があるのか? アクセス解析の、検索キーワードを見ると、 「島桑・三越家具・針箱・座鏡台・江戸指物」 などの単語で検索される方が結構多いのです。 つまり、私にとってはメジャーな話題…

島桑の島・御蔵島

しっとりとした粘りのある木味。 緻密で底光りがする木目の美しさ。 山吹色からあめ色に妖変する幽玄な材、「島桑」。 桑を扱う指物職人を桑物師といい、別格の称号でありました。 彼らが口を揃えて言う、最高の島桑材のふるさとは、伊豆の島「御蔵島」。 島…

連休は琵琶鑑賞でいっぷく。

好天に恵まれた今年の連休。 私の場合は、KAGUメッセに向けての準備に追われた毎日。 ただ一日だけ、古式ゆかしい琵琶の演奏会を楽しみました。 琵琶の音色に魅せられるようになったのは、いつ頃からだったろう。 最初は、上原まりの筑前琵琶を聞き、その演…

島桑の二月堂/pick up our works

「二月堂」という、たためる机をご存じでしょうか。 「ちゃぶ台」ほど、大衆的ではなく、「文机」ほど、文人趣味でない。 組み合わせる、収納するという、実用性を備えた、今でも人気の和家具です。 正式名は「二月堂食堂机」(にがつどうじきどうづくえ)。…

島桑の座鏡台/pick up our works

今年の家具メッセでは、予想外でしたが、島桑製品が人気でした。 箪笥問屋さんから、島桑の鏡台を中心に注文を頂きました。 国内の銘木、島桑材を使った指物家具のなかで、特に好まれるのが化粧台(座鏡台)です。 畳の生活から生まれた和家具ですから、一面…

島桑の和針箱/pick up our works

「吉蔵」の島桑指物家具の中で、和針箱は今でも人気があります。 江戸指物の定番であります。 そして、指物家具の技術で基本となるのが和針箱の製作です。 30数cm四方の四角の箱の中に、やらなければならない仕事がどっさり含まれています。 静岡の職人さ…

吉蔵の島桑指物/厨子編

吉蔵も数十年前から、島桑指物家具を製作して来ました。 もちらん、江戸指物に準ずる和家具も色々ありますが、最近は、島桑の厨子に挑戦しています。 厨子の部分と下台のコンソールの部分に分かれています。 コンソールの扉を下ろし、仏具を置く事が出来ます…

島崎繁明さんの島桑指物

東京の桑物師の中で、戦後静岡へ戻ってきた江戸指物職人が島崎敏夫さんです。 現在、伊豆下田市で息子の島崎繁明さんが島桑や脂松材の指物を作っています。 島崎さんは指物とともに刳物が得意で、ノミや小カンナを自在に使い 独自のスタイルの木工芸品を生み…

恩田勝哉さんの島桑指物

恩田勝哉さんは現役の桑物師の中でも、 最も多く島桑材の家具を作っている江戸指物職人さんです。 元々は静岡の出身だそうで、静岡ならではの新しい技術を指物仕事に持ち込みました。 今では当たり前ですが、銘木の無垢材をスライスし、 きょうぎ状にした物…

粋の文化/江戸指物家具

国の伝統工芸品に指定されている江戸指物家具。 町人文化と共に発達し、旦那衆、歌舞伎役者、花柳界など、粋人に好まれた木工芸品です。 桑、献保梨、キハダ、塩地材など、美しい木目生かした端正な造形美と、 職人技術の粋を集めた堅牢な作りが特徴です。 …

えっ! 2万円の盆が120万円!?

土曜日の午後、「今、テレビで、島桑の事をやっているから見て!」という、知人からの電話。 さっそく、放映中の「開運!なんでも鑑定団」を覗くと、島桑の盆が鑑定に掛けられている。 目測で長さが尺五寸(45cm)位の長方形の島桑の盆。「桑明」という名…

島桑マニアのイギリス人

我が社のHPには簡単ですがEnglishバージョンがあります。 http://www.kichizo.co.jp/english/index.html 昨秋のある日、イギリスから一通のエアメールが届きました。開けてみると、このHPに載っている商品(壁面厨子)のコピーがあり、その商品に興味がある…

御蔵島の島桑

「日本の森と木の職人」(西村栄明著 ダイヤモンド社)と言う本が面白い。 ミズナラ・欅・檜・杉・竹・など、日本の銘木と、 それらで家具や楽器などを巧みに作り出す職人や木工家の話です。 その中でも、「御蔵島の島桑と江戸指物師・木村正、琵琶職人・石…