驚きの映画。今年のベスト3

映画好きの私が今年見た映画は21本。 目標の20本を越えてまずは満足。 「ゼログラビティ」 「もうひとりの息子」 「ハンナ・アーレント」 「白雪姫殺人事件」 「そこのみにて光輝く」 「エレニの帰郷」 「ブルージャスミン」 「グランド・ブダペスト・ホテル…

来年の正月休み明け「鶴亀」を謡いましょう。

もういくつ寝るとお正月♪ お正月には凧あげて♪ ・・・・ 正月は家族と静かに過ごしますが、 休み明け8日(木)にこんなことを考えています。 <謡曲「鶴亀」を歌って新春を寿ぎ、長寿を願う。> ー「くれば」で、「鶴亀(つるかめ)」を謡いましょう。ー 私…

ぞろ目の歳

昨日(12/2)の朝日新聞夕刊、池澤夏樹氏の「終わりと始まり」に 面白い記事が載っていた。 もゝたろふが、おにがしまにゆきしは、 たからをとりにゆくといへり。 けしからぬことならずや。 たからは、おにのだいじにて、しまいおきしものにて、 たからのぬ…

三人三様のZUSHI KASHIKO(厨子カシコ)

あたらしい祈りのかたち「ZUSHI KASHIKO」(厨子カシコ) 2007年グッドデザイン賞(Gマーク)を受賞してから、 爆発的ではありませんが、展示会やネットを通して 少しづつ関心を持って下さる方が増えてきました。 そしてこの秋、3件のZUSHI KASHIKOの注文が…

大人気大混乱の「鳥獣戯画展」を見る。

11月上旬、京都へ商品の納品及び仏壇展示会見学の折、 京都国立博物館で開催中の「高山寺と鳥獣戯画展」を見てきました。 テレビでの放映もあったせいか大人気で超満員の盛況。 妻と私もホテルを朝8時前に出て、開館1時間前から列に並びました。 9時の開門を…

り〜んりーんと友を呼ぶ。能「松虫」

新宿展示会の終了後、すぐに国立能楽堂へ向かった。 珍しい能があるからという、妻の勧めで。 10月定期能 観世流「松虫」(シテ 岡久広) 酒売りの市へ男達がやって来て、酒を飲み交わす。 その内のひとりが「松虫が友を呼ぶ」という話をする。 昔、ここで二…

加藤和彦さん、あの素晴らしい音楽をもういちど!

日曜(10/5)の午後、何げなくテレビを付けたら、フォーククルセダースが歌っていた。 「帰ってきた酔っぱらい」から「悲しくてやりきれない」まで。 学生時代、反感と共感の対象だったフォークグループ3人組。 この番組はその内の加藤和彦の音楽人生を特集…

偶然と必然、そして幻の漆芸家「関野晃平氏」のこと。

九月は思わぬ出会いがあった。 9月4日、文楽公演「不破留寿之大夫」を見るため東京に行く予定。 ↓ だがまてよ、ここで夏休みを、と遠回りして松本経由東京のひとり旅。 ↓ 松本で各所を巡った後、みやげの買い物のため中町へ来て散策。 ↓ 「蔵しっく館」で信…

朝日新聞連載、漱石の「こころ」を読んで。

この4月から9月まで、朝日新聞に夏目漱石の「こころ」が連載されました。 「こころ」は高校の時、現代国語の教科書に出ていました。 それから青年時代に再び岩波文庫で読んだ記憶があります。 そして今回、新聞連載小説として新たなかたちで読み返しました。…

秋の彼岸の晴れた日に、山の上ギャラリー「祈りのかたち」展へ。

横浜の西の端の小高い丘の上にある「山の上ギャラリー」。 以前から一度行ってみたかったギャラリーですか、 今回もうひとつ、横浜高島屋での展示会見学を兼ねて 妻と行ってきました。 その日は「祈りのかたち」展の最終日。 木工、漆芸、ガラス、陶芸、金工…

ここまでやるか、創作文楽・不破留寿之大夫(東京→静岡ひとり旅)

いつまでも「曾根崎心中」「菅原伝授手習鑑」ばかりじゃ物足りない。 ・・・と思っていたら、五年ぶりの創作文楽「不破留寿之大夫」が九月公演。 たしかに、この世界にもイノベーター(鶴澤清治氏)はいた。 「不破留寿之大夫(ふぁるすのたゆう)」とは、 シ…

凄い木工家・土岐千尋氏と出会った。(松本→東京ひとり旅)

松本の朝は冷たい秋雨で始まった。 恒例の宿泊地早朝ウオーキングで行く先は、朝風呂温泉。 1時間くらいの〜んびり過ごして外へ出たら、雲のすき間から朝日がのぞく。 さあ、今日もあちこち行くぞ!と、ホテルのただチャリに乗って出発。 松本には「まるはく…

娘の下宿は10年ひと昔。(静岡→松本ひとり旅)

静岡からふじかわ号あずさ号と乗り継いで、昼頃松本に降り立った。 娘が信州大学に通っていたため、何度も来た松本市に特別愛着を感じている。 さて、何処へ行こうか? ・・・と観光案内所でチラシを見ていたら目に着いたのが「松本民芸館」。 先ずはココで…

極上の中国茶を楽しむ。

先週末静岡伊勢丹ミライエで、「お茶をたのしむうつわ展」がありました。 知り合いの作家さんからのDMには、さらに3種のワークショップのご案内。 ・「天空の極上煎茶をすすり茶スタイルで」 ・茶心伝心の「五感で楽しむ台湾茶」 ・「抹茶を飲んでみよう・点…

なつかしい「ジャック・タチ」の映画

静岡シネギャラリーで公開されている「ジャックタチ映画祭」(8/23〜9/7)。 初日、静大講師のフランス人・スティーブ・コルベイ氏の関連セミナーを聞いた。 そしてその翌日「プレイタイム」を鑑賞。 青空と雲を背景としたタイトルから、 パリの街の風景に移…

薬は飲みたくなかったけれど。

今日がタイムリミット。 恐る恐る、病院へ行ってきました。 実は私、10数年、会社の検診で高血圧、高脂血症と診断され、 その後町医者に通い、ず〜っと薬を飲み診察を受けてきました。 血圧を測り、定期的に血液検査と心電図をチェック。 それからは特に問題…

君の行く道は果てしなく遠い・・・

TVドラマ「若者たち2014」が先々週から始まりました。 このドラマのタイトル「若者たち」は私たち世代なら 誰でも覚えている、なつかしい青春ドラマです。 いまテレビ静岡で放映中の「若者たち2014」は、父母のいない5人兄弟。 長男が妻夫木聡、以下、瑛太、…

ブログることは人生さ。

本日(2014/7/12)ついに、kittsan流ブログのアクセス数が200,000を越えました。 私を含め多くの方々から、わたしのブログにアクセスいただいた結果、 このような膨大な数が表示されることになりました。 興味を持って覗いて下さった皆々様、ありがとうござ…

東山旧岸邸の華麗なる家系図

安倍首相の集団的自衛権閣議決定が話題になっている昨今、こんな事を思いした。 ちょうど昨年の今頃、家族四人で箱根に一泊の旅行をした時に、 二日目の帰り際、前から寄ってみたかった御殿場の東山旧岸邸を訪れた。 藁葺き屋根の入口の門をくぐり、右に行く…

望まない戦争が何故起こったか/八月の砲声

6月29日(日)の静岡新聞朝刊<大自在>にサラエボで起きた オーストリア皇太子暗殺事件の事が載っていた。 欧州全体が戦火になった第一次世界大戦。 そのきっかけがちょうど100年前の1914年6月28日に起きた この暗殺事件だったことは、歴史の教科書で教わっ…

メッセまで、あと一週間・・・しかない。

毎年、5月最終の一週間はメッセ準備のため大忙し。 新製品のまとめ、ブースディスプレーの打合せ、メッセDMの洗い直し。 カタログ、プライスの再点検、などなど、一気にやることが重なる。 今年も例の如し・・・・ではなくて、実はほとんど手つかずの状況…

京都東寺のイケメン仏像

家具仏壇の配達のため、京都と名古屋を訪れた。 土曜日を二日目にして、二条城真ん前の京都のホテルで一泊。 窓を開けると二条城の入口から緑が重なる屋敷が見える素晴らしいビュー。 それに、何もかも高い京都にしてはビックリするくらい格安の料金だった。…

由比の桜エビと興津坐漁荘のあんみつ

今年の連休は一日だけ家族で近場の観光地へ行ってきました。 まずは、東京から帰省した娘の要望もあって桜エビを求めて由比へ。 桜エビは今期、連休の桜エビ祭りが中止になるほどの不漁とか。 そのため値段も通常の3倍と、その土地の人は言っていました。 桜…

良い方向へ動いた「暮らしの調度展2014」終了しました。

「暮らしの調度展2014@駿府楽市」が14日に終了しました。 新年度の4月2日よりスタート。 正直、初日はドキドキの心境でした。 何故ならば「消費税3%UP」が始まったばかり・・・。 「きっと、誰も見に来ないよな。」 「来ても、絶対買わないでしょう。」 な…

SPAC芸術総監督、宮城聡さんの素晴らしい挨拶文。

団塊創業塾の集まりで、隣になった若者(私にとっては・・・S君、失礼)に 「ふじのくにせかい演劇祭」のパンフレットをもらった。 それを一枚めくって、最初のページにこんなコトが書いてあった。 <多様性> 1914年に第一次世界大戦が始まって、百年。 こ…

「暮らしの調度展2014」始まりました。

新年度の4月が始まりました。 同時に今年14回目となる恒例の 指物吉蔵・創房荻須「融の会・暮らしの調度展」(駿府楽市) がスタートしました。 今年は特に消費税の増税があり、初日はお客様の反応にビクビク。 ・・・・が、案ずるよりは産むが易し。 吉蔵…

ブログ画像容量アップでひと安心

最近、私のブログが疎かになった原因の1つに、 自分のブログの画像容量が満杯になった事もあります。 eしずおかブログの画像容量の最大限が200MB kittsan流ブログに使用されている画像総量が現在199.74MB ですから、1画像増やすと容量が200MBを越えてしまい…

1日休むと自分にわかり、2日休むと仲間にわかり・・・

1年で一番短い月、2月が今日で終わりです。 実は私、今月は一度もkittsan流ブログを書くことなく終わりそうでした。 理由は,前回の記事「寒さうつ」が主な原因なのですが、 決してブログの下書きをしてなかったわけではありません。 早起きをする習慣。 カラ…

寒さ鬱(うつ)なんです。

1月も今日で終わり。 正月が遠く前のことのように感じられる。 元旦にblogをupした後、なんの更新もなかったので、 友人が心配して、電話をくれた。 有り難いことです。 原因は「寒さ鬱(うつ)」なんです。 12月生まれなのに、寒さは年とる共に我が生活に大…

元旦をhappyにさせてくれる年賀状の束

明けましておめでとうございます。 元旦の朝。 早く起きたので恒例の浅間さんウォーキング。 7時前なのに、百段も山道も数珠繋ぎの盛況とは、 初めて見た光景だった。 家に戻ったら年賀状が一束、厚い元旦の新聞と一緒に入っていた。 お湯を沸かして、お茶を…