2011-01-01から1年間の記事一覧
東洋の映画はいつの時代も、西洋の映画文化人のあこがれなんでしょう。 タイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督作品「ブンミおじさんの森」。 2010年カンヌ映画祭でグランプリ(パルムドール賞)を受賞した傑作のようです。 肝臓の病に冒され、死を間近…
KAGUメッセ期間中は、することが多くて新聞もゆっくり読めない。 原発の経過も気になっていたけれど、読まずに畳まれたままの日も多かった。 メッセのお祭りも終わって落ち着いた今、 こんな記事に出会って、思わず最後までじっくり読んでしまった。 アルゲ…
「シズオカKAGUメッセ2011」終了しました。 多くの皆さま、御来場ありがとうございました。 私たちも5日間を通して、楽しみながら学ばせて頂きました。 「吉蔵」は今回、主力の家具は後に控え脇役とし、 最近ご要望の多くなった「祈りの家具」を取り揃え、全…
グランプリという、栄光の美酒に酔った翌日は、 世の中すべてが「吉蔵」のためにあるように見える? いいえ! そんなうぬぼれは、単なる二日酔いの副産物でしかない。 「吉蔵」が成長したのではなく、世間が「吉蔵」の方に、 ほんのちらっと振り向いたのに過…
家具メッセ二日目。 期間中の家具の出荷のため、遅れてツインメッセへ。 会場へ入ったとたん、「おめでとうございます。」 同業の仲間から、声がかかった。 ・・・ということは、ひょっとして・・・。 ジャ〜〜ン! 「吉蔵」のブースの一角に、「県知事賞」…
今年のKAGUメッセが始まりました。 オープニングセレモニーには、川勝県知事と今年市長になった田辺新市長が列席。 静岡家具の良さと、将来の展望を話されました。 さて、昨日の搬入が終えてスタンバイ出来た各メーカーのブース。 「吉蔵」ブースはコンパク…
欧米や中国・朝鮮に比べ、家具文化に乏しいと言われてきた日本。 それは、近代の住まいが家具的要素を建築の中に取り込んで来たから。 それが、床座から椅子座になり、西洋生まれの家具に取り囲まれている現代生活。 しかし、今回の震災で、改めて家具の在り…
静岡家具にまつわる最近の傾向をお届けします。 「インターネットを通して静岡家具を販売」 5月中旬、わが家具組合の年次総会がありました。 その席で理事長より、今年特に期待される企画の発表がありました。 組合単位で、楽天にサイトを持ち、地元家具を一…
今日から6月。 各社それぞれ、KAGUメッセの準備も佳境に入っています。 メッセ今年のテーマは、 「しずおか美技縷々」ー美しい富士の国しずおかー 言葉どおり、静岡のクリエーターたちの技とセンスが、 縷々として(るるとして・細く長くず〜っと)今日まで続…
「家具道具室内史学会」は、家具・室内意匠と生活道具の歴史を 研究する事を目的とした学会で、2009年発足しました。 家具と建築が別々に独立している欧米や中国。 それに対して、我が国は押し入れ、床の間など、家具が建築に組み込まれている。 また、椅子…
6月初旬は、例年静岡家具のフェステイバルが控えています。 その数ヶ月前から、家具産地静岡のメーカーは準備に入ります。 メッセ委員会があり、組合を通して出展者を応募。 出展要項が発表され、大きさごとの小間割り抽選があります。 メッセ案内チラシ、搬…
静岡富士山空港のロビーにて、吉蔵の「掌(たなごころ)の厨子」が展示。 小さな展示棟・ガラスケースの中に、DCSさんの和紙の照明と共に。 しずおかKAGUメッセのデモンストレーションとして、飛行機で来るお客さんのために。 「そうだ。静岡空港へ行こう!…
昨日(5月18日)の日経新聞夕刊の一面下、「あすへの話題」に面白い記事が載っていた。 「コンセンサスの国」というタイトルで、ドイツ文学者・池内紀氏が書いている。 211年3月11日の災事があぶり出した事はいくつもある。 その一例が、日本がとてつもなく…
風薫る五月。快晴、爽風。 家具道具室内史学会総会に参加のため、京都へ。 総会会場の京都女子大へ向かう会員の妻と別れ、私は、西本願寺へ歩いていく。 親鸞750回忌で賑わう境内の一部にある国宝建築、書院・唐門・そして飛雲閣。 絢爛豪華な唐門、白書院、…
今年の連休は仕事半分、休み半分。 期間中に数組のお客さまが「吉蔵」を訪問して下さいました。 スカイプ教室に参加したり、近場の温泉に行ったり。 そうそう、FM清水のスタジオに呼ばれ、ゲスト出演もしましたっけ。 そして、雨の一日、鈍行で浜松へ。 話題…
朝日新聞夕刊連載中のコラム(人・脈・記)では、「生きること」のタイトルで、 オーストリアの精神科医、ヴィィクトール・E・フランクルを特集。 未曾有の災害に直面している日本人に、今彼への関心が高まっている。 その彼の、強制収容所での体験を著した…
5月6日、夕方7時まえ。 夕食を取り、ジムへいく準備をしていたら、 NHKテレビ、静岡ローカルニュースで、 「今はいったニュースです。 菅首相が、中部電力に対し、浜岡原発の4、5号機の停止を要請しました。」 7時過ぎより、記者会見が行われます。」 「ええ…
JR静岡駅構内、「駿府楽市」の入り口を右に向かって突き当たり。 その場所に、静岡県家具工業組合メンバーが利用できるスペースがあります。 1ヶ月ごとの交代で、この5月は私たち「吉蔵」の商品がならんでいます。 4月12日〜24日まで、メインステージにて、 …
5時間近い、壮大な長編日本映画「ヘブンズストーリー」を見るために、 前夜は睡眠時間をたっぷりとり、上映の2時間前にチェックインし、準備した。 昨年の日本映画ベスト作品「悪人」「告白」以上に見たかった映画。 初日同日、原発学習会が2カ所であったけ…
4月24日・日曜日の朝。 昨日の雨が、街の汚れをすべて洗い流したような快晴。 「菜の花パレードはまおか」絶好のパレード日和。 午後1時半に青葉公園の会場に行くと、すでに黒山の人だかり。 参加予定の知人を捜すが、なかなか見つからない。 その反面、思い…
今週の日経新聞夕刊・裏面の人気コラム「こころの玉手箱」に、 能楽師「浅見真州」氏が登場している。 観世流能楽師・浅見真健氏の五男、東京生まれ。 世阿弥の再来といわれた能楽界の巨人、観世寿夫氏に師事。 現在、最高の能楽師だと思う。 藤田喬平氏の飾…
福島原発震災の収拾が長期化し、安心安全な未来が見えない今。 脱原発の輪がソーシャルネットワークを通じて、 市民の中から広がっています。 土壌中の放射性物質を除去することができると言われる「菜の花」 〜あなたの一歩が、社会をキラリ☆と変えていきま…
ブログ人間の私が、ツィッター&フェイスブックに足を突っ込みはじめました。 我が社のHPを立ち上げてくれた、IT会社主催のソーシャルネットワーク講習会。 その関係企業とともに、先日開かれた内輪のセミナーに参加しました。 そのセミナーでパネリストに選…
震災以降、原発が恐くて映画どころではなかったけれど、 4月初旬、少しは落ち着いたところで、立て続けに話題の映画2本を見た。 2010年度アカデミー作品賞受賞作・イギリス映画「英国王のスピーチ」。 上映中のシネギャラリーでは、1か月以上経っているのに…
JR静岡、アスティ内「駿府楽市」にて、「暮らしの調度展」が始まりました。 静岡の指物工房「吉蔵」と「創房荻須」が、 毎日の暮らしにうるおいを与え、心豊かな生活が出来るような品を選りすぐり。 家具、器、布、置物、アクセサリーなとを取りそろえ、展示…
「スプリングフィーバー」という映画をご存じですか。 “ 春の嵐”(スプリング・フィーバー)により掻き乱された一夜を彷徨うかのような、 男女五人の、複雑に絡み合う想いと衝動。 中国で映画製作を禁じられたロウ・イエが描く最も純粋なラブストーリー。 こ…
東北太平洋沖超巨大地震と、福岡原発事故のおかげで、 すっかり影が薄くなっていた、全国統一地方選挙。 私も、東日本大震災以前は、静岡市長選にも静岡県議会議員選挙にも、 もちろん投票には行くけれど、たいした興味もなかった。 それが、3月11日以降、世…
東日本大震災からまもなく1か月近くになろうとしているのに、 我々日常の生活から、不安な要素がいっこうになくならない。 原因は、言わずもがな「福島原発震災」。 私がいま、一番関心があるのが「原発問題」。 浜岡原発をうしろに控える静岡でも、原発の学…
毎年好評をいただいている、駿府楽市恒例の「暮らしの調度展」。 「吉蔵」と「創房荻須」が創意工夫をこらして、今年も4月から開催です。 「融の会・暮らしの調度展・2011」 会期 2010年4月12日(火)〜4月24日(日) 時間 午前9時〜午後8時 会場 駿府楽市 …
4月。装いも新たに新年度の出発です。 この「kittsan流」ブログも、思い切ってテンプレートを変えました。 以前利用していた「ニュースペーパー」は落ち着いていて気に入っていたのですが、 娘が最近購入したハイビジョンサイズのPCを見て、ドッキリ。 なん…